春の兆しを感じます(花粉症のお話)|松戸市常盤平の小児科|皆春堂 かおり小児科

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春の兆しを感じます(花粉症のお話)

春の兆しを感じます(花粉症のお話)|松戸市常盤平の小児科|皆春堂 かおり小児科

春の兆しを感じます(花粉症のお話)

まだまだ寒い日が多いですが、梅の花が咲き、道端にも小さな花がかわいらしく開いて、春の兆しが感じられるようになりました。

我が家の愛犬トトとの散歩中、紫色の小花を見つけました。ヒメオドリコソウとホトケノザです。私はこの2つの植物が異なる植物であることに、大人になってから気づきました!そのときは目からウロコが落ちる思いでした。ちなみに春の七草の1つであるホトケノザは、黄色の花を咲かせる全く別の植物だそうです。

それにしてもお散歩中、ちょっと目がかゆい。春になってスギ花粉が絶賛飛散中ですね(^^;)。

本日は舌下免疫療法についてご紹介したいと思います。舌下免疫療法とは低量のスギ花粉抽出物やダニ抽出物を舌下に長期間投与することで、スギ花粉やダニに対するアレルギー体質を徐々に改善していく治療法です。また喘息の発症を予防する効果と、ほかのアレルゲンに対する感作を抑制する効果があるとされています。しかしすでに発症している喘息を改善させる効果は日本では報告されていません。
適応はスギ花粉症とダニによるアレルギー性鼻炎の2つで、それぞれに治療薬があり、1日1回毎日舌下に投与します。最初の1-2年間で効果を評価し、効果があるようならトータル3-5年間治療を継続することが勧められています。スギ花粉症の舌下免疫療法では最初のスギ花粉飛散シーズンから効果が期待できます。舌下免疫療法の経験豊富なクリニックの報告によると、治療を行った方の約20%が治癒し、約60%以上の人で以前より症状が楽になりました。トータルでみると、約80%の方に効果がありましたが、10-20%の方には効果がありませんでした。
舌下免疫療法で治癒あるいは症状が改善したあと、数年後に症状が再燃したり増悪した場合は、再度舌下免疫療法を1-2年間行うことが勧められています。
治療に年齢制限はありませんが、舌下に錠剤を1分間保持できることが必要です。一般的には5-6歳以降であれば可能と思われますが、それより低年齢のお子様でも保持できるお子様では治療を行うことができます。(当院では年齢に関わらず、1分間舌下に保持できることを院内で確認させていただいています。また親御様の治療もお受けしています。)スギ花粉症に関しては、スギ花粉の飛散が始まる3か月以上前(千葉県では2月には花粉の飛散が目立ってきます)から治療を開始すると効果的です。また、1月から5月は副反応が強く出る可能性があるため、スギ花粉症に対する舌下免疫療法は開始できません。6月以降に始めます。

まだまだ続くスギ花粉の飛散。なるべく花粉を吸わない、持ち込まない、自分に合った抗アレルギー薬を使用してこの時期をうまくやり過ごしたいですね^^。

 

トトが見上げている

トト

ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ

ホトケノザ

ホトケノザ