東武動物公園に行ってきました(起立性調節障害のお話)|松戸市常盤平の小児科|皆春堂 かおり小児科

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東武動物公園に行ってきました(起立性調節障害のお話)

東武動物公園に行ってきました(起立性調節障害のお話)|松戸市常盤平の小児科|皆春堂 かおり小児科

東武動物公園に行ってきました(起立性調節障害のお話)

新しい年になりましたね。みなさま、どのようにお過ごしでしょうか。

当院のある五香周辺では去年の11月にA型インフルエンザが大流行し、やっと落ち着いたと思ったら現在はB型インフルエンザが流行しています。なるべく睡眠時間を削らないようにして、免疫力が下がらないように気をつけてくださいね。

ところで我が家では、去年の年末に久しぶりに家族が集まり、東武動物公園に行ってきました。動物の種類が多くてびっくり! ゆるゆると家を出発したら、お昼ごろ着いてしまい、すべての動物を見ることはできませんでした。私と、私の体質が似てしまった息子は思春期に起立性調節障害の症状があり、今でも早起きが苦手です。

動物たちも暗くなるとお部屋に帰るんですね。次は朝早くから園内をじっくり見て回りたいと思いました。

ホワイトタイガー

東武動物公園のアイドル、ホワイトタイガーのコタくん?ハクくん?そのうち院内のパネルに追加します!

かおり小児科や毎週木曜日に勤務している千葉西総合病院では、起立性調節障害が疑われる患者さんから相談を受けることがしばしばあります。千葉西には近隣のクリニックから紹介されて来られる患者さんも多いです。典型的な起立性調節障害には、起立時に立ちくらみ、めまい、ひどくなると失神するなどの症状があり、朝起きづらく午前中は調子が悪いけれども夕方から夜にかけては元気になることが多いといった特徴があります。起立時には重力に逆らって血液を脳まで運ぶために、血管を収縮させる必要がありますが、その働きが不十分だと脳内の血液が足りなくなり、立ちくらみなどの症状が起きてしまいます。血管を収縮させたり拡張させたりしている要因の1つが自律神経です。

医療機関ではこれらの症状の原因となる他の疾患が隠れていないか、またよりよい治療計画を立てるために、血液検査や新起立試験(安静な状態から起立していただき、血圧、脈拍数の変化を機械で1分ごとに計測して変化をみます)を行います。また頭部のMRI・MRA検査が必要になることもあります。当院ではそれらの検査をすべて行うことは難しいため、千葉西総合病院木曜日の新谷外来を予約していただくことがあります。検査の希望はあるもののすぐに検査を受けることが難しい場合は、当院で生活指導をさせていただき(薬物治療を同時に開始することもあります)、症状が改善してくるか経過をみることもあります。

生活指導は薬物治療に勝るとも劣らない効果があるとも言われています。逆に、血圧を上げる薬や漢方薬を内服するだけでは症状の改善が感じられないことも少なくありません。生まれ持った自律神経の機能の違い、思春期であればホルモンバランスの急激な変化、心理的なストレス要因が相互に関連し、起立性調節障害という同じ診断名であっても、その背景は一人ひとり違っていると思われます。臨床心理士によるカウンセリングの実施、女子の場合は婦人科医師や漢方治療に精通した女性外来の医師と共同して治療に当たることもあります。起立性調節障害の症状があるから不安、不安があるから症状がより強く出やすいといった負のスパイラルを断ち切ることが大切です。

電飾うさぎ

東武動物公園は夜も素敵でした^^